■少年サッカー番外編 チームカラー「ジャニーズ系チーム」
チームには、必ずカラーがある。
不思議なもので、人づてに何となく聞いていただけなのに、会場に行くと、一目でわかってしまうような場合さえある。
俺たちが出会った多くのチーム、ちょっとそれについて書いてみたくなった。
今回は、
「ジャニーズ系チーム」
出るぞ、きっと出るぞと、ご期待のチーム
前述の「蹴球道系チーム」の対極にあるチーム、まだできて間もないチームに多い。大きな大会の予選あたりでは半数近くに上るときもあるのではないだろうか。
若い監督が、チームを立ち上げようと決心する。その場合、大別して二通りの方法がある。
「一つは乗っ取り・引き抜き型」、かなり悪い言葉を使ったが、どうも、俺はこの手のことをやる人物が好きになれない。
そんなことをするには、前のチームの親たちに頼まれて、「あんなチームやめて、新しくしてつくってください…」なんてね、それなりの理由があったんだと思うのだが、やり方が気に入らない。まあ、個人の好き嫌いの範疇と御勘弁あれ、悪気はない。
もう一つは、「独立型」だ。ひとり志を掲げ、いちからチームを立ち上げる。
メンバーをそろえ、コーチをやってくれる仲間を募り、練習会場を当たり、試合をしてくれる相手に頼み込む…それはそれは涙の出るような苦労だと思う。まあ…でもね、好きでやってんだから、愚痴なんか言っちゃいけないよね。
さて、この独立系の監督が、チームをつくるときには、まず第一にメンバーをそろえなくてはならない。そのためには、いいイメージを持たせなければならないのだ。
いいイメージ…
「子供にとっていいイメージとは、90%以上が格好だ」
つまり、格好よくなければならないのだ。
自然、監督もコーチも自らの格好にも気を配る必要が出てくる。もう、これが「サッカー」という格好をしなければならない。スポーツブランドに身を包み、監督・コーチの車も格好いいのだ。決して軽トラなどで来てはいけない。車内に入れば、最近はやりの曲がガンガンかかっている。
決して、「天城〜ごぉ〜え〜」などと演歌などはかけてはいけないのだ。
チームの子供たちも、蛍光色系のユニフォームに筆記体でチーム名を入れ、「Anjelish」みたいにね。今の名前は、テキトーに書いたので、何の意味もないのだが、読んで意味のわからないチーム名が多いのも特徴の一つ。
さらに、立ち上げたばかりなので自然に低学年の子供が多い。そのためお母さん方も、これまた若い、他のチームのお母さん方が、日焼け防止の長袖Tシャツなのに対し、もうピッチシサイズのおそろいタンクトップ、そしてハーフパンツから伸びる脚線美は他を圧倒する。また、なぜかロングヘアーが多いのも特徴。お父さん方の特徴は…つまらないから、やめておこう。
そして、最大の特徴は予選でほとんどのチームが消えていくことである。
しかし、これを笑ってはいけない。
こういう熱意のある若者がサッカーを子供に伝え、すそ野を広げようと頑張っている。だから、今、こうしてサッカーは盛んになった。
チームに入った子供たちが、本物のサッカーを見たくなって、Jリーグの観客が増えたり、少年サッカーの大会が大きくなって参加チームが増えたり、すべてこういう若者の努力の積み重ねであることを再認識すべきである。
古参チーム監督は、こういう新興チームが練習試合を申し込んできたら、快く受けてあげていただきたい。メンバーが足りず満足に練習ができないのであれば、合同練習をしてあげてほしい。頭をつぶすのではなく、若い芽を育ててあげていただきたい。
どうですか、
若い彼らと酒を酌み交わし、少しずつ薄れていく自らの情熱を再び呼び起こすのもいいかもしれませんよ。
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チームには、必ずカラーがある。
不思議なもので、人づてに何となく聞いていただけなのに、会場に行くと、一目でわかってしまうような場合さえある。
俺たちが出会った多くのチーム、ちょっとそれについて書いてみたくなった。
今回は、
「ジャニーズ系チーム」
出るぞ、きっと出るぞと、ご期待のチーム
前述の「蹴球道系チーム」の対極にあるチーム、まだできて間もないチームに多い。大きな大会の予選あたりでは半数近くに上るときもあるのではないだろうか。
若い監督が、チームを立ち上げようと決心する。その場合、大別して二通りの方法がある。
「一つは乗っ取り・引き抜き型」、かなり悪い言葉を使ったが、どうも、俺はこの手のことをやる人物が好きになれない。
そんなことをするには、前のチームの親たちに頼まれて、「あんなチームやめて、新しくしてつくってください…」なんてね、それなりの理由があったんだと思うのだが、やり方が気に入らない。まあ、個人の好き嫌いの範疇と御勘弁あれ、悪気はない。
もう一つは、「独立型」だ。ひとり志を掲げ、いちからチームを立ち上げる。
メンバーをそろえ、コーチをやってくれる仲間を募り、練習会場を当たり、試合をしてくれる相手に頼み込む…それはそれは涙の出るような苦労だと思う。まあ…でもね、好きでやってんだから、愚痴なんか言っちゃいけないよね。
さて、この独立系の監督が、チームをつくるときには、まず第一にメンバーをそろえなくてはならない。そのためには、いいイメージを持たせなければならないのだ。
いいイメージ…
「子供にとっていいイメージとは、90%以上が格好だ」
つまり、格好よくなければならないのだ。
自然、監督もコーチも自らの格好にも気を配る必要が出てくる。もう、これが「サッカー」という格好をしなければならない。スポーツブランドに身を包み、監督・コーチの車も格好いいのだ。決して軽トラなどで来てはいけない。車内に入れば、最近はやりの曲がガンガンかかっている。
決して、「天城〜ごぉ〜え〜」などと演歌などはかけてはいけないのだ。
チームの子供たちも、蛍光色系のユニフォームに筆記体でチーム名を入れ、「Anjelish」みたいにね。今の名前は、テキトーに書いたので、何の意味もないのだが、読んで意味のわからないチーム名が多いのも特徴の一つ。
さらに、立ち上げたばかりなので自然に低学年の子供が多い。そのためお母さん方も、これまた若い、他のチームのお母さん方が、日焼け防止の長袖Tシャツなのに対し、もうピッチシサイズのおそろいタンクトップ、そしてハーフパンツから伸びる脚線美は他を圧倒する。また、なぜかロングヘアーが多いのも特徴。お父さん方の特徴は…つまらないから、やめておこう。
そして、最大の特徴は予選でほとんどのチームが消えていくことである。
しかし、これを笑ってはいけない。
こういう熱意のある若者がサッカーを子供に伝え、すそ野を広げようと頑張っている。だから、今、こうしてサッカーは盛んになった。
チームに入った子供たちが、本物のサッカーを見たくなって、Jリーグの観客が増えたり、少年サッカーの大会が大きくなって参加チームが増えたり、すべてこういう若者の努力の積み重ねであることを再認識すべきである。
古参チーム監督は、こういう新興チームが練習試合を申し込んできたら、快く受けてあげていただきたい。メンバーが足りず満足に練習ができないのであれば、合同練習をしてあげてほしい。頭をつぶすのではなく、若い芽を育ててあげていただきたい。
どうですか、
若い彼らと酒を酌み交わし、少しずつ薄れていく自らの情熱を再び呼び起こすのもいいかもしれませんよ。
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