■少年サッカー番外編 「おやじコーチA VS おやじ監督B」(3)
さて、「努力は決して裏切らない」を信条に持ち前のガッツと体力で子供たちや監督・コーチの信頼を徐々に勝ち得てきたAさん。
多少、強引な体育系・筋肉頭のところがあるが、人がいいため、周りは彼をコーチの一人として認め始めていた。ここに完全なる「おやじコーチ」が誕生したのである。
それに対してBさんは、彼は、その頃から人が変わったように試合のたびに、指示を出しはじめた。自分の子であろうが、人の子であろうが、ヤジではなく指示を出し始めた。監督やコーチはこれには困った。しかし、正面切って「黙れ」とも言えず、「まあまあ」状態が続いた。
しかし、前にも書いたが、自分を子供をBさんになじられた親たちは、たまらなかった。「いったい、あの野郎、何さまだと思ってんだ」だんだん不満はたまってきた。
Bさんは、何を間違ったのか、「おやじコーチ」の上の「おやじ監督」を目指してしまったのだった。
それからも二人の見えない綱引きは続いていた。
しかし、時は流れ、
ついにAさんは3級審判員の資格も取得した。
ここで勝負あったやに見えた。
でも、Bさんはあきらめなかった。
「俺だって…」
気合いはわかるが、3級審判はランニングの試験みたいなものがある。自衛官のAさんには、何でもないおあそびのようなものでも、ずっと車で通勤し、ろくにスポーツをやっていないAさんには、できるわけはないと思われた。
しかし、彼は毎朝、ウオーキングから始め、ジョギングに、そしてランニングへと速度を徐々に上げ、ついに目標タイムに到達した。そして試験に臨んだのだった。もともと、勘のいいAさん、ランニング以外はすんなりと通ってしまった。
そして我がチームには新たに3級審判員2人が登場したのである。
何がこんなに彼らを駆り立てるのだろう?
これだけ一生懸命仕事をすれば、もっと出世したろうに…普通の方はわからないかもしれない。
しかし、どっぷり浸かっている人には、これがよ〜くわかるはずなのだ。
何とも不思議な世界…少年サッカー
つづく
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さて、「努力は決して裏切らない」を信条に持ち前のガッツと体力で子供たちや監督・コーチの信頼を徐々に勝ち得てきたAさん。
多少、強引な体育系・筋肉頭のところがあるが、人がいいため、周りは彼をコーチの一人として認め始めていた。ここに完全なる「おやじコーチ」が誕生したのである。
それに対してBさんは、彼は、その頃から人が変わったように試合のたびに、指示を出しはじめた。自分の子であろうが、人の子であろうが、ヤジではなく指示を出し始めた。監督やコーチはこれには困った。しかし、正面切って「黙れ」とも言えず、「まあまあ」状態が続いた。
しかし、前にも書いたが、自分を子供をBさんになじられた親たちは、たまらなかった。「いったい、あの野郎、何さまだと思ってんだ」だんだん不満はたまってきた。
Bさんは、何を間違ったのか、「おやじコーチ」の上の「おやじ監督」を目指してしまったのだった。
それからも二人の見えない綱引きは続いていた。
しかし、時は流れ、
ついにAさんは3級審判員の資格も取得した。
ここで勝負あったやに見えた。
でも、Bさんはあきらめなかった。
「俺だって…」
気合いはわかるが、3級審判はランニングの試験みたいなものがある。自衛官のAさんには、何でもないおあそびのようなものでも、ずっと車で通勤し、ろくにスポーツをやっていないAさんには、できるわけはないと思われた。
しかし、彼は毎朝、ウオーキングから始め、ジョギングに、そしてランニングへと速度を徐々に上げ、ついに目標タイムに到達した。そして試験に臨んだのだった。もともと、勘のいいAさん、ランニング以外はすんなりと通ってしまった。
そして我がチームには新たに3級審判員2人が登場したのである。
何がこんなに彼らを駆り立てるのだろう?
これだけ一生懸命仕事をすれば、もっと出世したろうに…普通の方はわからないかもしれない。
しかし、どっぷり浸かっている人には、これがよ〜くわかるはずなのだ。
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