■少年サッカー番外編「両 立」「写す」ことの効用
さて、私たちの子供の頃の授業を思い出してください。
学校でも塾でも、どこででもそうですが、必ず黒板に先生が板書してくれたことをノートに写しましたよね。
今日はその「写す」という話です。

その「写す」という行為が、時間的な制約もありビジネスの世界で消えたのが、20年ほど前ではないでしょうか。
会議では、コピーされた資料が配られ、コピー機能がついたホワイトボードがあって、資料に書く込む必要もなく、講師や説明者がホワイトボードに書いた内容は、その場で全員に配られました。
それはビジネスの世界です。暗記なんてする必要はないのです。必要なとき、それを取り出して確認すればいいのですから。
しかし、勉強はビジネスの世界とは違う世界にあります。
どうしても理解した上で、暗記しなければならないことがたくさんあります。
最近、特にそれがおろそかになっています。
以下に書いたことは、私の塾の受験生用の資料の一部です。社会と理科についての受験勉強の初歩的なことが書いてあります。
まず、読んでみてください
理社のまとめノートのつくり方
まず、ルーズリーフ(ファィルタイプのノートのこと)を使うこと。これはページの入れ替えができる。後から追加することもできるのでノートが終わって、新しいノートにかえたときに、前のノートがどこに行ったかわからないということがない。複数の教科を1冊にまとめられる。など、ルーズリーフは最も効率がいいノートです。
書き方は、1行ずつ空けるぐらいゆったりしたスペースで書く。
1つの項目が終わったら、たとえページのほとんどがまだ空いていても、次のページに移ること、ノートをけちらない。
●どうしてまとめノートが役に立つのか。
まとめノートは、自分でつくることに意味があります。ただ、参考書や教材を写すのですが、この「写す」作業というのが、非常に重要です。
自分で参考書などを読む、それを書く、図を見る、図を写す、その作業をしているときはかなり集中します。そしてかなり頭に入ります。だから、まとめノートをつくるだけで、結構力がつきます。これが受験勉強なんです。
時間はかかっても、本当の実力がここでつくのです。
だから、本屋によく売っている。「ここが出る!重要事項…」とかいう、ちっちゃい本がありますが、あまり勧められないですね。
まとめノートは、まとめた後にすごい威力を発揮します。

問題を解くとき、必ずまとめノートを横に出しておく。ノートにまとめたことが必ず問題に出ます。そこでノートを開いて確認する。
でも、問題にはノートに書いていないことだって出てきます。そんなときは、調べたり、答えを見たりしたことで大切なことを、まとめノートに追加して書き込んでいきます。
そうすることで、どんどんまとめノートは成長していきます。まとめノートが成長していくということは、君が成長していくことなのです。
後から書き込むためのスペースがないと、ノートは成長できない。だから、最初にまとめノートをつくるときに、空きスペースを十分にとった書き方をしていないといけないわけです。
■まとめノートを作らないとどうなるのか
私が、毎年必ず「まとめノートをつくりなさい」、「つくりなさい」と何度言っても必ず、「たーだ、本を写しているだけじゃん、意味ないじゃん」と言う生徒がいます。
やっても意味のないことを、このおれが言うはずがないのだが…(オッと素になってしまいましたね)
そういう生徒はだいだい、少しばかり点が取れる生徒に多いですね。
そして彼らは、人の言うことを聞く耳を持たない生徒が多い。そんな人は、どんな塾に行っても無駄でしょうね。人の言うことを聞く態度がないのですから、成長は期待できません。さっさと塾なんかやめた方がいいです。
まとめノートをつくらない生徒の成績はどんどん下がっていきます。その生徒たちは、今度は自分で問題集を買って問題を解いたりします。そして答え合わせをする。合っているところは○、わからなかったところ、間違ったところは答えを写して、○をつける、それで終わり。
そんなことの繰り返しを、問題集何冊分やっても、力なんかつきません。彼らの勉強方法は、私から言わせると、本当に効率の悪い勉強で実力テストや入試には通用しないものなのです。
そして、いつもそうなんですが、秋も過ぎ、冬になろうとするときに、「先生、社会はどうやって勉強すればいいですか」なんて聞いてくる。「まとめノートをつくれ、今からでも何とかなる」と私は言う。
そこで、また2通りの生徒に分かれる。ある生徒は、「今からでもやってみます」、もう必死でつくりだす。やっとまとめノートができる。そして成績が少しずつ上がり出す。
でも、最初から私の言うとおりに、まとめノートをつくっていた生徒とは半年の差がある。その差はもう追いつくには余りにも大きすぎる。そして「やっておけばよかった」と後悔する。
そしてある生徒は「今からやってもしょうがないじゃん」と、またアホになる。もう社会や理科はあきらめるしかないと思う。いや、本当は、社会や理科はあきらめた方が楽だと、そう思っている。
そしてその生徒はいい格好して言う、「おれなんか社会捨てたぜぇ」と、もう本当にアホ丸出しだとも気がつかずに。

そして生徒は志望校の選択で困る、当然だ。最終的に志望校に「捨てられる」ことになる。
できれば、みなさんにはそうなってほしくない。アホになってほしくない。(以上抜粋)
どうですか、わかっていただけましたでしょうか。この写すという作業は、最近の図表を多用するビジュアルなテスト問題に適しています。さらに自然に「漢字」を書く、「文章」を書く練習にもなるわけです。
もっと簡単に言うと「おっと、その答えカマタリだ」から「おっと、その答えは鎌足だ」の差、この差は一般に小さく見られがちです。しかし、この差は必ず後でもっと大きな差となって出てきます。
書くこと、それはすべての基本です。そして「写す」ということは、その最もいい練習方法なのです。
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さて、私たちの子供の頃の授業を思い出してください。
学校でも塾でも、どこででもそうですが、必ず黒板に先生が板書してくれたことをノートに写しましたよね。
今日はその「写す」という話です。

その「写す」という行為が、時間的な制約もありビジネスの世界で消えたのが、20年ほど前ではないでしょうか。
会議では、コピーされた資料が配られ、コピー機能がついたホワイトボードがあって、資料に書く込む必要もなく、講師や説明者がホワイトボードに書いた内容は、その場で全員に配られました。
それはビジネスの世界です。暗記なんてする必要はないのです。必要なとき、それを取り出して確認すればいいのですから。
しかし、勉強はビジネスの世界とは違う世界にあります。
どうしても理解した上で、暗記しなければならないことがたくさんあります。
最近、特にそれがおろそかになっています。
以下に書いたことは、私の塾の受験生用の資料の一部です。社会と理科についての受験勉強の初歩的なことが書いてあります。
まず、読んでみてください
理社のまとめノートのつくり方
まず、ルーズリーフ(ファィルタイプのノートのこと)を使うこと。これはページの入れ替えができる。後から追加することもできるのでノートが終わって、新しいノートにかえたときに、前のノートがどこに行ったかわからないということがない。複数の教科を1冊にまとめられる。など、ルーズリーフは最も効率がいいノートです。
書き方は、1行ずつ空けるぐらいゆったりしたスペースで書く。
1つの項目が終わったら、たとえページのほとんどがまだ空いていても、次のページに移ること、ノートをけちらない。
●どうしてまとめノートが役に立つのか。
まとめノートは、自分でつくることに意味があります。ただ、参考書や教材を写すのですが、この「写す」作業というのが、非常に重要です。
自分で参考書などを読む、それを書く、図を見る、図を写す、その作業をしているときはかなり集中します。そしてかなり頭に入ります。だから、まとめノートをつくるだけで、結構力がつきます。これが受験勉強なんです。
時間はかかっても、本当の実力がここでつくのです。
だから、本屋によく売っている。「ここが出る!重要事項…」とかいう、ちっちゃい本がありますが、あまり勧められないですね。
まとめノートは、まとめた後にすごい威力を発揮します。

問題を解くとき、必ずまとめノートを横に出しておく。ノートにまとめたことが必ず問題に出ます。そこでノートを開いて確認する。
でも、問題にはノートに書いていないことだって出てきます。そんなときは、調べたり、答えを見たりしたことで大切なことを、まとめノートに追加して書き込んでいきます。
そうすることで、どんどんまとめノートは成長していきます。まとめノートが成長していくということは、君が成長していくことなのです。
後から書き込むためのスペースがないと、ノートは成長できない。だから、最初にまとめノートをつくるときに、空きスペースを十分にとった書き方をしていないといけないわけです。
■まとめノートを作らないとどうなるのか
私が、毎年必ず「まとめノートをつくりなさい」、「つくりなさい」と何度言っても必ず、「たーだ、本を写しているだけじゃん、意味ないじゃん」と言う生徒がいます。
やっても意味のないことを、このおれが言うはずがないのだが…(オッと素になってしまいましたね)
そういう生徒はだいだい、少しばかり点が取れる生徒に多いですね。
そして彼らは、人の言うことを聞く耳を持たない生徒が多い。そんな人は、どんな塾に行っても無駄でしょうね。人の言うことを聞く態度がないのですから、成長は期待できません。さっさと塾なんかやめた方がいいです。
まとめノートをつくらない生徒の成績はどんどん下がっていきます。その生徒たちは、今度は自分で問題集を買って問題を解いたりします。そして答え合わせをする。合っているところは○、わからなかったところ、間違ったところは答えを写して、○をつける、それで終わり。
そんなことの繰り返しを、問題集何冊分やっても、力なんかつきません。彼らの勉強方法は、私から言わせると、本当に効率の悪い勉強で実力テストや入試には通用しないものなのです。
そして、いつもそうなんですが、秋も過ぎ、冬になろうとするときに、「先生、社会はどうやって勉強すればいいですか」なんて聞いてくる。「まとめノートをつくれ、今からでも何とかなる」と私は言う。
そこで、また2通りの生徒に分かれる。ある生徒は、「今からでもやってみます」、もう必死でつくりだす。やっとまとめノートができる。そして成績が少しずつ上がり出す。
でも、最初から私の言うとおりに、まとめノートをつくっていた生徒とは半年の差がある。その差はもう追いつくには余りにも大きすぎる。そして「やっておけばよかった」と後悔する。
そしてある生徒は「今からやってもしょうがないじゃん」と、またアホになる。もう社会や理科はあきらめるしかないと思う。いや、本当は、社会や理科はあきらめた方が楽だと、そう思っている。
そしてその生徒はいい格好して言う、「おれなんか社会捨てたぜぇ」と、もう本当にアホ丸出しだとも気がつかずに。

そして生徒は志望校の選択で困る、当然だ。最終的に志望校に「捨てられる」ことになる。
できれば、みなさんにはそうなってほしくない。アホになってほしくない。(以上抜粋)
どうですか、わかっていただけましたでしょうか。この写すという作業は、最近の図表を多用するビジュアルなテスト問題に適しています。さらに自然に「漢字」を書く、「文章」を書く練習にもなるわけです。
もっと簡単に言うと「おっと、その答えカマタリだ」から「おっと、その答えは鎌足だ」の差、この差は一般に小さく見られがちです。しかし、この差は必ず後でもっと大きな差となって出てきます。
書くこと、それはすべての基本です。そして「写す」ということは、その最もいい練習方法なのです。
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