■8時18分 第7話「ファーストコール」
無意味な、でも楽しい時間を過ごした卓は、再び、携帯を持ったまま、名刺の裏を見詰めていた。
そして意を決して、彼女の携帯番号を押した。
3回目のコールの後
「池上です。こんばんは」と彼女が出てくれた。
「田嶋です。あの〜日曜日の件で…」
「はい」と佐代子
シャキッとした佐代子の声、いいねえ!卓は好印象を持った。
卓「見たい映画っておっゃっていましたよね」
佐代子「はい、実はあの映画…もう終わってしまったんですって」
卓「えっ、そうなんですか。じゃあ、映画館で気に入ったのがあれば、それでいいですか?」
佐代子「はい、それで結構です」
卓「…あの〜」
佐代子「はい」
卓「フランス料理と餃子とどちらが好きですか、餃子…いやイタリアンだ」
佐代子「はあ、フランス料理とイタリアン餃子ですか?」
卓「そうじゃなくて、フランス料理とイタリアンです、どちらが好きですか」
佐代子「餃子、おいしいのがあるのですか?」
卓「…実は、うまいのが、近くに」
佐代子「田嶋さんの一番おいしいと思うものがいいです」
卓「わかりました」
卓と佐代子は、ぎこちなく、一言一言の後にお互い気を使いながら、待ち合わせの場所と時間を決めて、通話を切った。
卓「ふ〜女の子に電話するのって、こんなに疲れたかよ…でも、いい子だよな」
再び、卓とタウン誌との格闘が始まった。そんじゃあ、やっぱり、あの案でいこう!
さっきの時間は無意味ではなかった。
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無意味な、でも楽しい時間を過ごした卓は、再び、携帯を持ったまま、名刺の裏を見詰めていた。
そして意を決して、彼女の携帯番号を押した。
3回目のコールの後
「池上です。こんばんは」と彼女が出てくれた。
「田嶋です。あの〜日曜日の件で…」
「はい」と佐代子
シャキッとした佐代子の声、いいねえ!卓は好印象を持った。
卓「見たい映画っておっゃっていましたよね」
佐代子「はい、実はあの映画…もう終わってしまったんですって」
卓「えっ、そうなんですか。じゃあ、映画館で気に入ったのがあれば、それでいいですか?」
佐代子「はい、それで結構です」
卓「…あの〜」
佐代子「はい」
卓「フランス料理と餃子とどちらが好きですか、餃子…いやイタリアンだ」
佐代子「はあ、フランス料理とイタリアン餃子ですか?」
卓「そうじゃなくて、フランス料理とイタリアンです、どちらが好きですか」
佐代子「餃子、おいしいのがあるのですか?」
卓「…実は、うまいのが、近くに」
佐代子「田嶋さんの一番おいしいと思うものがいいです」
卓「わかりました」
卓と佐代子は、ぎこちなく、一言一言の後にお互い気を使いながら、待ち合わせの場所と時間を決めて、通話を切った。
卓「ふ〜女の子に電話するのって、こんなに疲れたかよ…でも、いい子だよな」
再び、卓とタウン誌との格闘が始まった。そんじゃあ、やっぱり、あの案でいこう!
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