■もう一つの8時18分 第2話「どうして、私が…」
翌日のランチタイム、仲のいい映子と食事をしながら
映子「ねえ、知ってる、営業4課にさ、来た人」
佐代子「あ〜知ってる、たしか…中山さん」
映子「い〜いと思わない? 背が高くてさ」
佐代子「そうかな〜?」
ふと、あの男性のことを思い出した。そんなに背は高くなかったよな〜、そんなにハンサムでもなかったような気がするな〜
映子「サヨ、サヨったら、何ボーとしてるのよ、聞いてんの?」
佐代子「えっ? あっ、ごめん、ごめん」
映子「…うん? 怪しい」
佐代子「え?」
映子「におうぞ、ひょっとして…キュン?だったりして」
佐代子「ち、違うわよ、何言ってんのよ」
そして数日たったある日
受付をしている佐代子に向かって、ひとりの男性が足早に向かってきた。
「あっ…あの人」佐代子は、真っ正面から歩いてくる彼のために、すっと立ち、受け付けをする準備をした。あのときと同じ…胸がドキドキしてきた。佐代子はまだ遠くの彼に会釈をした。
と…そのとき「おはようございます」と、横から四十代のサラリーマンに声をかけられ、ふと横を見た瞬間、彼は隣の受付嬢の方に行ってしまった。
四十代のサラリーマンの案内をしながら、横目で彼の姿を追っていた。彼は、隣の受付嬢にアポの確認を取り、そのまま行ってしまった。
「はぁ…」不思議なため息が出た。
佐代子は、左の受付嬢の記録を見た。
「ナレッジテクノロジ田嶋卓…」
それから、さらに数日がたった。
佐代子は、どうしても彼のことが気になって仕方がなかった。ある日などは、ナレッジテクノロジの会社のビルまで見に行ってしまった。もちろん、会えるなどと思ったわけではない、だた、足がそっちに向いてしまった、というのが本当にところだった。
「どうして?こんなところに来ちゃったんだろう?」
そんな自分に佐代子は少しいらだった。
一人の男性に、こんな想いをしてしまう自分、こんな経験がない自分も寂しいけれど、でもどうして、私がこんな想いをしなきゃいけないの…
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翌日のランチタイム、仲のいい映子と食事をしながら
映子「ねえ、知ってる、営業4課にさ、来た人」
佐代子「あ〜知ってる、たしか…中山さん」
映子「い〜いと思わない? 背が高くてさ」
佐代子「そうかな〜?」
ふと、あの男性のことを思い出した。そんなに背は高くなかったよな〜、そんなにハンサムでもなかったような気がするな〜
映子「サヨ、サヨったら、何ボーとしてるのよ、聞いてんの?」
佐代子「えっ? あっ、ごめん、ごめん」
映子「…うん? 怪しい」
佐代子「え?」
映子「におうぞ、ひょっとして…キュン?だったりして」
佐代子「ち、違うわよ、何言ってんのよ」
そして数日たったある日
受付をしている佐代子に向かって、ひとりの男性が足早に向かってきた。
「あっ…あの人」佐代子は、真っ正面から歩いてくる彼のために、すっと立ち、受け付けをする準備をした。あのときと同じ…胸がドキドキしてきた。佐代子はまだ遠くの彼に会釈をした。
と…そのとき「おはようございます」と、横から四十代のサラリーマンに声をかけられ、ふと横を見た瞬間、彼は隣の受付嬢の方に行ってしまった。
四十代のサラリーマンの案内をしながら、横目で彼の姿を追っていた。彼は、隣の受付嬢にアポの確認を取り、そのまま行ってしまった。
「はぁ…」不思議なため息が出た。
佐代子は、左の受付嬢の記録を見た。
「ナレッジテクノロジ田嶋卓…」
それから、さらに数日がたった。
佐代子は、どうしても彼のことが気になって仕方がなかった。ある日などは、ナレッジテクノロジの会社のビルまで見に行ってしまった。もちろん、会えるなどと思ったわけではない、だた、足がそっちに向いてしまった、というのが本当にところだった。
「どうして?こんなところに来ちゃったんだろう?」
そんな自分に佐代子は少しいらだった。
一人の男性に、こんな想いをしてしまう自分、こんな経験がない自分も寂しいけれど、でもどうして、私がこんな想いをしなきゃいけないの…
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