■もう一つの8時18分 第7話「神様…お願い」
翌日、佐代子はいつもの列車に乗り、いつものように歩いて会社に向かっていた。
「縁がなかったのかな〜」そんなことを思いながら
そのとき、前に…彼?
ハッとしながら、勇気を出して追い越しながらチラッと顔を見た。
「違った…」
既に佐代子の心は今ひとり歩きを始めていることに気がついた。
いつものように昼食を映子ととっていた。
映子「ねえ、作戦変更しよう!」
佐代子「また、うちの社に来るもんね」
映子「あのね、ちょっとうちの課の男どもに聞いたんだけどさ、ほかの社に行って、じろじろ受付嬢の顔なんか見られるかって言ってたよ」
佐代子「え?どうしてよ」
映子「恥ずかしいんだって、おもしろいよね」
佐代子「何が?」
映子「だって、構えてるじゃん受付ってさ、ニコニコしているけど…さあ、来いって」
佐代子「あ〜そう言われればね、まじまじ見られた覚えないわね…じゃあ、だめね」
映子「…じゃあさ、うちの課の男ども使って、合コン仕込むか?」
佐代子「私、合コン苦手なの知ってるでしょう、それにいつもいいのは映子が…」
映子「それは実力」
佐代子「言っておくけど、彼に実力出したら、絶交だからね」
映子「出さない、出さない、だから合コンね」
佐代子「何かたくらんでるでしょう?」
映子「おすそわけを…」
佐代子「やっぱだめ、映子、お酒が入ると見境なく実力出すもん」
映子「おっと、そこまで言うか…」
帰宅して、ゆっくり湯船につかっている佐代子
「あ〜あ、どうしよう…」独り言が出る
そんなことを言いながら徐々に入浴時間が長くなっていく自分に腹を立てていた。
「だって、話もしたこともないのに」また独り言が出る
ベッドに入ると、彼の顔が浮かぶ、胸がときめき、体がほてってくる。
そんな自分の心も体も他人のものになったような、不思議な気持ち…でも、止められない気持ち。
「神様…お願い、彼に逢わせてください」
少女のようなお願いを小さな声で言いながら、佐代子は眠りについた。
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翌日、佐代子はいつもの列車に乗り、いつものように歩いて会社に向かっていた。
「縁がなかったのかな〜」そんなことを思いながら
そのとき、前に…彼?
ハッとしながら、勇気を出して追い越しながらチラッと顔を見た。
「違った…」
既に佐代子の心は今ひとり歩きを始めていることに気がついた。
いつものように昼食を映子ととっていた。
映子「ねえ、作戦変更しよう!」
佐代子「また、うちの社に来るもんね」
映子「あのね、ちょっとうちの課の男どもに聞いたんだけどさ、ほかの社に行って、じろじろ受付嬢の顔なんか見られるかって言ってたよ」
佐代子「え?どうしてよ」
映子「恥ずかしいんだって、おもしろいよね」
佐代子「何が?」
映子「だって、構えてるじゃん受付ってさ、ニコニコしているけど…さあ、来いって」
佐代子「あ〜そう言われればね、まじまじ見られた覚えないわね…じゃあ、だめね」
映子「…じゃあさ、うちの課の男ども使って、合コン仕込むか?」
佐代子「私、合コン苦手なの知ってるでしょう、それにいつもいいのは映子が…」
映子「それは実力」
佐代子「言っておくけど、彼に実力出したら、絶交だからね」
映子「出さない、出さない、だから合コンね」
佐代子「何かたくらんでるでしょう?」
映子「おすそわけを…」
佐代子「やっぱだめ、映子、お酒が入ると見境なく実力出すもん」
映子「おっと、そこまで言うか…」
帰宅して、ゆっくり湯船につかっている佐代子
「あ〜あ、どうしよう…」独り言が出る
そんなことを言いながら徐々に入浴時間が長くなっていく自分に腹を立てていた。
「だって、話もしたこともないのに」また独り言が出る
ベッドに入ると、彼の顔が浮かぶ、胸がときめき、体がほてってくる。
そんな自分の心も体も他人のものになったような、不思議な気持ち…でも、止められない気持ち。
「神様…お願い、彼に逢わせてください」
少女のようなお願いを小さな声で言いながら、佐代子は眠りについた。
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