■もう一つの8時18分 第11話「鉄骨娘」
その日のランチタイム作戦会議?
映子「やったわね、第1関門の3日間はクリアしたじゃん」
佐代子「でも、その3日間ていうの何か根拠あるの?」
映子「ない…ただの勘」
佐代子「そんなことだろうと思った」
映子「でさ、この後どうするつもり?」
佐代子「もう、待つしかないかな…」
映子「そうよね」
佐代子は、持久作戦に出た。というか、それしか自分にはできないと思った。こっちから声をかけるなんて、とても自分の性格からできるものじゃないし、きっとしくじるに違いないと思っていた。
次の日も、彼は同じ時間に同じ位置で追い越してくれた。
そして、チラッとだけ、自分を見てくれた。
佐代子は思った。「ニコッ」としたいな〜今なら、できるかもしれない。でも佐代子は、ビシッと前を見てしゃきしゃきと歩くことに決めた。安売りはしないわよ。心のどこかにそんな気持ちがあった。
数日が、そのまま過ぎていった。
映子「進展は?」
佐代子「なし…持久戦だもん」
映子「でもさ、サヨはマラソン選手とかになれるかもしれないね、よく我慢できるわよ」
佐代子「だって…何もできないもん」
映子「ニコッとかしてるんじゃないの、本当は?」
佐代子「しない、しない、いい女で通すんだから、ビシッと」
映子「裏目に出てない?ひょっとしてさ」
佐代子「エッ?裏目…」
映子「だって、サヨってさ、どっちかというと、キツく見られない?」
佐代子「……まあ」
佐代子は、「受け付けの女性の顔をまじまじ見る他社の社員なんかいないよ」という言葉を思い出した。どうしよう…カチンカチンの女だって思われちゃったら、ひょっとして、もう思われているかも?私、鉄骨娘?
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その日のランチタイム作戦会議?
映子「やったわね、第1関門の3日間はクリアしたじゃん」
佐代子「でも、その3日間ていうの何か根拠あるの?」
映子「ない…ただの勘」
佐代子「そんなことだろうと思った」
映子「でさ、この後どうするつもり?」
佐代子「もう、待つしかないかな…」
映子「そうよね」
佐代子は、持久作戦に出た。というか、それしか自分にはできないと思った。こっちから声をかけるなんて、とても自分の性格からできるものじゃないし、きっとしくじるに違いないと思っていた。
次の日も、彼は同じ時間に同じ位置で追い越してくれた。
そして、チラッとだけ、自分を見てくれた。
佐代子は思った。「ニコッ」としたいな〜今なら、できるかもしれない。でも佐代子は、ビシッと前を見てしゃきしゃきと歩くことに決めた。安売りはしないわよ。心のどこかにそんな気持ちがあった。
数日が、そのまま過ぎていった。
映子「進展は?」
佐代子「なし…持久戦だもん」
映子「でもさ、サヨはマラソン選手とかになれるかもしれないね、よく我慢できるわよ」
佐代子「だって…何もできないもん」
映子「ニコッとかしてるんじゃないの、本当は?」
佐代子「しない、しない、いい女で通すんだから、ビシッと」
映子「裏目に出てない?ひょっとしてさ」
佐代子「エッ?裏目…」
映子「だって、サヨってさ、どっちかというと、キツく見られない?」
佐代子「……まあ」
佐代子は、「受け付けの女性の顔をまじまじ見る他社の社員なんかいないよ」という言葉を思い出した。どうしよう…カチンカチンの女だって思われちゃったら、ひょっとして、もう思われているかも?私、鉄骨娘?
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