■バーテンダーかまたり「禁断の店 レグ」
アリスの曲がかかった。「グッグ、バーイ、サヨナラベイビ…」そろそろ閉店の時間だ。
最後のお客さんを送り出し、仕事が終わった。あ〜しんど〜。店の灯りをいっぱいに上げて、明るくし、掃除に取りかかる。約30分ほどかけて、掃除、明日の準備などをして、これで本当に終わりとなる。
時計は大体12時半ぐらいになっている。タイムカードを押して、まだまだ明るく、にぎやかな通りをぶらぶら歩き、川沿いに置いてあった自転車に乗ろうと、鍵をあけていると、ドンと肩をたたかれた。
「痛て!」
びっくりして振りかえると、自衛官上がりの富山さんだった。全く、丸太ん棒のような腕をして、手加減というものを知らない。
「よう、ちょっと行くか?」と飲みに誘ってくれた。
俺も腹も減っているし、何か食いたかった。
「いいねぇ〜」と言いながら、後について行った。
富山さん、川を渡り木屋町の通りをぶらぶら歩いて細い細い路地に入った。小さな看板に「レグ」とある、スナックらしい店のドアを開けた。
「よう!」富山さんらしい、あいさつをして中に入っていった。彼は、ここの常連らしいな、そんなことを思いながら。
「こんばんは」と俺も続いた。
「あ〜ら、いらっしゃい、トンちゃん」と彼らは?言った。
ボックス席が3つほど、ゆったりとってある、そしてカウンターの店。店内は明るく、男しかいない。
これって…ゲイバー?それともホモバー?
「ねえねえ、トンちゃん、こちら紹介してくださるの?」とカウンターの中に、なかなかいい中年男性、つまりママだ。
「おう、こちらハシモト君、俺の弟子だ。今、シェイクを教えているところ、なかなか真面目でおもしろいよ」なんて俺を紹介してんの。紹介された、俺は、ペコっと頭をさげ
「ハシモトといいます、よろしく」
「ここのママ」と富山さんが、彼を紹介してくれた。その紹介にママさん、しなをつくって、
「そうよ、オチンコあるけど、ママなのよ〜、わかるぅ〜〜」と、突然俺を攻撃してきた。
「あっははは…」と笑っていると
「ねえねえ、トンちゃん、この子、ノンケ、アンケ」とかなんとか言っていた。
「ノンケ」と富山さんが言うと、
「そうよね、そう見えるもん」とちょっとだけ寂しそうな表情をするところが不思議だった。
よくわからないのだが、ノンケは普通の男性、アンケは、その筋の男性ということらしい。
店員は、カウンターの中に3人だけ、彼らは揃いではないが、なんか揃っているようなセンスのいいポロシャツを着ていた。そして全員髪は少し短め、さらに…もみ上げが斜めに切られていた。
とにかく、富山さんお勧めのウィスキー、ハーパーをロックで飲みながら、彼らのボケと突っ込みの会話を聞いていた。周りは、俺以外は全員ゲイの人たち、富山さんはどっちなんだろう、そのときは俺は本当にわからなかった。
いろいろカウンターの中の店員と話をしていたら、ボックス席から
「ねえ、ノンケ?」とオネエ言葉が俺にかけられた。
振りかえると、でかいヤツ、本当にでかいヤツが、ニコニコして俺に話しかけてくれた。
「ノンケって何?」と俺はデカイのに聞いた。
「あらイヤだわ〜専門用語使っちゃったみたいね」
「そうよ、清い青年に専門用語なんて使っちゃいけないわよ」
「あのね、男の人を愛せるの?ってことよ」
「まあ〜愛せるのだって、いやだわ、この人、エッチねぇ」
「だってぇ、あたし、最近、愛されていなのよ、欲求不満…」
「ホッホホホホホ…タイプよ」
俺は完全におもちゃっにされていた。
なんだかんだと言いながら、3時過ぎまでそこで飲んでいた。
店を出て、「ごちそうさまでした」と、そこで富山さんと分かれた。
てくてく歩きながら…俺は、思ってしまった。
「おもしれえ〜あの店」
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アリスの曲がかかった。「グッグ、バーイ、サヨナラベイビ…」そろそろ閉店の時間だ。
最後のお客さんを送り出し、仕事が終わった。あ〜しんど〜。店の灯りをいっぱいに上げて、明るくし、掃除に取りかかる。約30分ほどかけて、掃除、明日の準備などをして、これで本当に終わりとなる。
時計は大体12時半ぐらいになっている。タイムカードを押して、まだまだ明るく、にぎやかな通りをぶらぶら歩き、川沿いに置いてあった自転車に乗ろうと、鍵をあけていると、ドンと肩をたたかれた。
「痛て!」
びっくりして振りかえると、自衛官上がりの富山さんだった。全く、丸太ん棒のような腕をして、手加減というものを知らない。
「よう、ちょっと行くか?」と飲みに誘ってくれた。
俺も腹も減っているし、何か食いたかった。
「いいねぇ〜」と言いながら、後について行った。
富山さん、川を渡り木屋町の通りをぶらぶら歩いて細い細い路地に入った。小さな看板に「レグ」とある、スナックらしい店のドアを開けた。
「よう!」富山さんらしい、あいさつをして中に入っていった。彼は、ここの常連らしいな、そんなことを思いながら。
「こんばんは」と俺も続いた。
「あ〜ら、いらっしゃい、トンちゃん」と彼らは?言った。
ボックス席が3つほど、ゆったりとってある、そしてカウンターの店。店内は明るく、男しかいない。
これって…ゲイバー?それともホモバー?
「ねえねえ、トンちゃん、こちら紹介してくださるの?」とカウンターの中に、なかなかいい中年男性、つまりママだ。
「おう、こちらハシモト君、俺の弟子だ。今、シェイクを教えているところ、なかなか真面目でおもしろいよ」なんて俺を紹介してんの。紹介された、俺は、ペコっと頭をさげ
「ハシモトといいます、よろしく」
「ここのママ」と富山さんが、彼を紹介してくれた。その紹介にママさん、しなをつくって、
「そうよ、オチンコあるけど、ママなのよ〜、わかるぅ〜〜」と、突然俺を攻撃してきた。
「あっははは…」と笑っていると
「ねえねえ、トンちゃん、この子、ノンケ、アンケ」とかなんとか言っていた。
「ノンケ」と富山さんが言うと、
「そうよね、そう見えるもん」とちょっとだけ寂しそうな表情をするところが不思議だった。
よくわからないのだが、ノンケは普通の男性、アンケは、その筋の男性ということらしい。
店員は、カウンターの中に3人だけ、彼らは揃いではないが、なんか揃っているようなセンスのいいポロシャツを着ていた。そして全員髪は少し短め、さらに…もみ上げが斜めに切られていた。
とにかく、富山さんお勧めのウィスキー、ハーパーをロックで飲みながら、彼らのボケと突っ込みの会話を聞いていた。周りは、俺以外は全員ゲイの人たち、富山さんはどっちなんだろう、そのときは俺は本当にわからなかった。

いろいろカウンターの中の店員と話をしていたら、ボックス席から
「ねえ、ノンケ?」とオネエ言葉が俺にかけられた。
振りかえると、でかいヤツ、本当にでかいヤツが、ニコニコして俺に話しかけてくれた。
「ノンケって何?」と俺はデカイのに聞いた。
「あらイヤだわ〜専門用語使っちゃったみたいね」
「そうよ、清い青年に専門用語なんて使っちゃいけないわよ」
「あのね、男の人を愛せるの?ってことよ」
「まあ〜愛せるのだって、いやだわ、この人、エッチねぇ」
「だってぇ、あたし、最近、愛されていなのよ、欲求不満…」
「ホッホホホホホ…タイプよ」

俺は完全におもちゃっにされていた。
なんだかんだと言いながら、3時過ぎまでそこで飲んでいた。
店を出て、「ごちそうさまでした」と、そこで富山さんと分かれた。
てくてく歩きながら…俺は、思ってしまった。
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