■第3話 試合会場…そこには女社会の縮図があった
試合当日、会場につくと、まだ、人はまばらだった。
すると、そこへ一目で、これがリーダーだとわかる、かあちゃんが到着。抱えきれないほどの装備?を持ち、これまた持ちきれないほどの装備を持った旦那を引き連れている。
数人のおかあさんたちが、さっと駆け寄り、装備を持つ、そしてその旦那たちも同様の作業に入る。さらに、別の数人の親たちはリーダーのワゴンから勝手知ったるように、さらに大量の装備を分担しながら運び出していた。

ただ、ぼお〜と見ていた俺も、これはまずい、何かしないと…と思うのだが、何をしていいのかさっぱりわからない。ふと、見ると、女房もうまくその数人の中に潜り込んでいた。さすがだ…。
リーダーかあちゃんは、まず、陣地の場所を決める。「ここね」とにこやかに…。
すると、旦那衆は、そこにテントを設営する。リーダーの旦那の指示に従い、それぞれが手を出して設営を進める。
その間、かあちゃんたちは、
リーダー「○○さん、タオルお願いね」
○○さん「この白い箱ね、はい」
リーダー「□□さん、コップお願いね」
○○さん「いいわよ」
リーダー「はい、若い人たちは水くみね」
その他「はーい」
リーダーに名前を覚えてもらわないといけないのか?俺の目には、若くもないのに、水くみをしているその他もいた。もちろん、女房もまだ、その他の一員にしかなれなかった。
すべてがにこやかに事は進む、ぶつくさ言っているかあちゃんはいない。あくまで、にこやかなのだ。
そして水くみ、テーブルの設置、ぬれタオルの準備…もろもろの作業をリーダーの指示に従ってどんどん進めていく。チームの旗を立てて、陣地設営完了!
陣地の正面のテーブルには、リーダーを初め数人が陣取る。リーダーはもちろんキャプテンの母、そして副キャプテンの母、そしてよくわからない母…だった。
後方のテーブルには、レギュラー陣の母が陣取り、さらに周りに自分で持ってきた椅子に腰かけている「その他」がいるのだった。
「その他」のかあちゃんたちの思いは、自分の子が試合に出るといきなり爆発する。
それまでおとなしかった、おかあさんが豹変したように大声で「行け、行〜け!突っ込め〜」と叫ぶ人、じっと手に汗握り自分の子を見詰める人
スタイルは違うが、その気合いは、こちらに十分すぎるほど伝わってきた。
…うちの子をレギュラーにしてみせるわ。
そして…いつかあのテーブルにつく…そんな思いが。
<少年サッカー編>
(ここでユニフォームつくってくれます!)
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試合当日、会場につくと、まだ、人はまばらだった。

すると、そこへ一目で、これがリーダーだとわかる、かあちゃんが到着。抱えきれないほどの装備?を持ち、これまた持ちきれないほどの装備を持った旦那を引き連れている。
数人のおかあさんたちが、さっと駆け寄り、装備を持つ、そしてその旦那たちも同様の作業に入る。さらに、別の数人の親たちはリーダーのワゴンから勝手知ったるように、さらに大量の装備を分担しながら運び出していた。

ただ、ぼお〜と見ていた俺も、これはまずい、何かしないと…と思うのだが、何をしていいのかさっぱりわからない。ふと、見ると、女房もうまくその数人の中に潜り込んでいた。さすがだ…。
リーダーかあちゃんは、まず、陣地の場所を決める。「ここね」とにこやかに…。
すると、旦那衆は、そこにテントを設営する。リーダーの旦那の指示に従い、それぞれが手を出して設営を進める。
その間、かあちゃんたちは、
リーダー「○○さん、タオルお願いね」
○○さん「この白い箱ね、はい」
リーダー「□□さん、コップお願いね」
○○さん「いいわよ」
リーダー「はい、若い人たちは水くみね」
その他「はーい」
リーダーに名前を覚えてもらわないといけないのか?俺の目には、若くもないのに、水くみをしているその他もいた。もちろん、女房もまだ、その他の一員にしかなれなかった。
すべてがにこやかに事は進む、ぶつくさ言っているかあちゃんはいない。あくまで、にこやかなのだ。
そして水くみ、テーブルの設置、ぬれタオルの準備…もろもろの作業をリーダーの指示に従ってどんどん進めていく。チームの旗を立てて、陣地設営完了!
陣地の正面のテーブルには、リーダーを初め数人が陣取る。リーダーはもちろんキャプテンの母、そして副キャプテンの母、そしてよくわからない母…だった。
後方のテーブルには、レギュラー陣の母が陣取り、さらに周りに自分で持ってきた椅子に腰かけている「その他」がいるのだった。
「その他」のかあちゃんたちの思いは、自分の子が試合に出るといきなり爆発する。
それまでおとなしかった、おかあさんが豹変したように大声で「行け、行〜け!突っ込め〜」と叫ぶ人、じっと手に汗握り自分の子を見詰める人
スタイルは違うが、その気合いは、こちらに十分すぎるほど伝わってきた。
そして…いつかあのテーブルにつく…そんな思いが。
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