■夏は下田2

夏は下田、我が家族、長男が3歳の頃から毎年行っていた恒例の夏の行事だった。
2泊3日、年とともにだんだんその時間が長く感じるようになり、やっぱ年ですかね?
海に入る時間も年々短くなり、ひなたぼっこのカメオヤジ状態…。
昔、若い頃、よくテレビに出てきますね、海外のバカンスの映像、グラサンをかけた、おやじとおばちゃんが、ビーチパラソルの下で、ジュースかコーラなんか横において、サマーベッドに横たわってひなたぼっこ
あれを見て「何やってんだろう、せっかく海に来て、泳げよ」なんて思っていたわけだ。でも、ある年からあのカメおやじ状態になっていた。
時折、前を通り過ぎるギャルなどをビールを飲みながら、ちらちらとサングラス越しに見る
これがまた楽しい♪♪
「見てなんになるに?」そんな野暮なことを言ってはいけないのです。
このために、6時間かけて下田に来る、この情熱、これこそが大切なのです。
このギャル観察、年によって、ある意味では当たり、ある意味では外れの年があるわけですよ。これがまた人生ですね。
ある年、どうしても日程が取れず、日曜日に出発したことがあった。これが大正解、いつも死ぬほど渋滞している道路、道路がすべてフリーパスをもらった特権階級のごとく、走る走る、止まるのは信号だけ、あっという間に、と言っても5時間かけて下田に到着。
そして、帰りにしても、同様で5時間15分という、かつてない記録を樹立してしまいました。早いねぇ〜♪
今は新しい道路もできて、実はもっと早く着くんですよね。
楽勝で下田に到着…しかし、この日曜出発、よくない点もあるのです。
やっとついた下田の某浜、土日でも人が少なくて、海がきれいで、波が結構あって、ボディーボードなどをするにはとてもいいこの浜は、俺が東京の会社にいたころに偶然見つけた浜です。この話は前にしました。
どこもここも人だけけのときに、ここだけはすいていた。そのときもやっぱりそうなんです。人は少ない。
そして、日曜日の午後、月曜日などは人はいない…いないんです。
自分が遊ぶならともかく…いないんですよ…ギャルが、ビキニが…。

そうそう、ある年
俺が、もう結構でかくなったうちのガキと一緒に、ボディーボードをやっていたときのこと。
少し沖まで行って…というか、もうこの先に行くと危険というブイのぎりぎりまでいくわけです。下田のその浜の隣はサーフィンの浜なので、それは結構おもしろい波が来る。
素人の俺とガキどもの3人は、サーファーの真似をして、ボードに腹這いになったまま、小さな波を乗り過ごして、デカイ波をじっと待つ…そんなことも覚えたわけだ。
すると沖の方から、海面がうわ〜と盛り上がってきた。
「オッ、来たか?」
そう思って、ガキども二人を見ると、もうやる気満々で準備している。
じゃあ、俺も一緒に行くか、とガキどもに合図をする。

盛り上がった波がどんどんデカくなって、近づいてくる。浜の左から右に押し寄せるデカイ波にどんどんサーファーたちが乗っていく。乗った途端に、沈(チン)しているのが結構いる。
さあ、来たでぇ…両手を使って、全力で前に進む、波をボードでつかまえようとできるだけ前に重心をかける。ぐ〜んとボードが浮き上がったとき、上体を上げ、バランスを取りながらボードを下に向ける。
やった!スパッと乗れた。チラッと見ると、長男も次男も行ってんじゃん!
おっ我ながらうまく乗ったなと思った瞬間、本気になっちゃうんだよね、これが…いい年してね。
もうガキどもより少しでも長く格好よく乗る…そんな意地を張りながら、バァーと波とともに走ってきたわけよ…そして、浜に到着!
我ながらうまく乗れた!
と、そのとき…
ウエットスーツに身を包み、本格的な格好をしたおっさん、と言っても俺より若く見えたが
「うまい、うまい、すごいよ、どこかでやっているんですか?」と見ず知らずの俺に握手を求めてくるではないですか
僕も返事に困って、まさか「池でやっている」なんて冗談も言えずに、ただ「ハハハ…」などと、まぬけな返事をしていた。
するとそこへ波の途中で沈(チン)して、ボードを引っ張りながら浜から上がって来た息子2人が見ていたらしく
「だれ、あの人?」
「とうちゃんほめられていたね」…やりましたねぇ〜格好いいでしょう?
いや〜子どもにほめられるのって本当に気分がいい。
その年はもう1つうれしいことがあった。
やっぱり波に乗って遊んでいたが、そろそろ休憩と我がバラソルのある陣地まで戻ってきたとき、
2歳ぐらいかな?また人形のようにかわいい女の子が、俺のところに歩いてきて
「あたしね、かいがら集めたの」と話しかけてくれるではないですか。
女の子のいない俺としては、うれしかったね、めちゃくちゃかわいんだよ、その子、本当にかわいい子でね
「そう、いっぱいあったの」なんてその子に言ってたら、少し後ろの方でイスに座っていたその子のお母さんに、ニコッなんてされてしまった…そのお母さんがまたどえらい美人で、親子でおそろいのビキニ…おっと、ここらでやめておこう
まあまあ、我が家の1年に1回の夏のイベントはかのような行事であり、俺、ひとり健全ではないが、あとはいたって健全な夏を過ごしたわけであります。
息子二人が大学生と高校生となった今、ある意味、俺自身が楽しみにしていた夏のイベントは幕を閉じた。
また、いつか下田に行きたいと思っている。でも、行くならやっぱ…夏だよね。ククク
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夏は下田、我が家族、長男が3歳の頃から毎年行っていた恒例の夏の行事だった。
2泊3日、年とともにだんだんその時間が長く感じるようになり、やっぱ年ですかね?
海に入る時間も年々短くなり、ひなたぼっこのカメオヤジ状態…。
昔、若い頃、よくテレビに出てきますね、海外のバカンスの映像、グラサンをかけた、おやじとおばちゃんが、ビーチパラソルの下で、ジュースかコーラなんか横において、サマーベッドに横たわってひなたぼっこ
あれを見て「何やってんだろう、せっかく海に来て、泳げよ」なんて思っていたわけだ。でも、ある年からあのカメおやじ状態になっていた。
時折、前を通り過ぎるギャルなどをビールを飲みながら、ちらちらとサングラス越しに見る
これがまた楽しい♪♪
「見てなんになるに?」そんな野暮なことを言ってはいけないのです。
このために、6時間かけて下田に来る、この情熱、これこそが大切なのです。
このギャル観察、年によって、ある意味では当たり、ある意味では外れの年があるわけですよ。これがまた人生ですね。
ある年、どうしても日程が取れず、日曜日に出発したことがあった。これが大正解、いつも死ぬほど渋滞している道路、道路がすべてフリーパスをもらった特権階級のごとく、走る走る、止まるのは信号だけ、あっという間に、と言っても5時間かけて下田に到着。
そして、帰りにしても、同様で5時間15分という、かつてない記録を樹立してしまいました。早いねぇ〜♪
今は新しい道路もできて、実はもっと早く着くんですよね。
楽勝で下田に到着…しかし、この日曜出発、よくない点もあるのです。
やっとついた下田の某浜、土日でも人が少なくて、海がきれいで、波が結構あって、ボディーボードなどをするにはとてもいいこの浜は、俺が東京の会社にいたころに偶然見つけた浜です。この話は前にしました。
どこもここも人だけけのときに、ここだけはすいていた。そのときもやっぱりそうなんです。人は少ない。
そして、日曜日の午後、月曜日などは人はいない…いないんです。
自分が遊ぶならともかく…いないんですよ…ギャルが、ビキニが…。

そうそう、ある年
俺が、もう結構でかくなったうちのガキと一緒に、ボディーボードをやっていたときのこと。
少し沖まで行って…というか、もうこの先に行くと危険というブイのぎりぎりまでいくわけです。下田のその浜の隣はサーフィンの浜なので、それは結構おもしろい波が来る。
素人の俺とガキどもの3人は、サーファーの真似をして、ボードに腹這いになったまま、小さな波を乗り過ごして、デカイ波をじっと待つ…そんなことも覚えたわけだ。
すると沖の方から、海面がうわ〜と盛り上がってきた。
「オッ、来たか?」
そう思って、ガキども二人を見ると、もうやる気満々で準備している。
じゃあ、俺も一緒に行くか、とガキどもに合図をする。

盛り上がった波がどんどんデカくなって、近づいてくる。浜の左から右に押し寄せるデカイ波にどんどんサーファーたちが乗っていく。乗った途端に、沈(チン)しているのが結構いる。
さあ、来たでぇ…両手を使って、全力で前に進む、波をボードでつかまえようとできるだけ前に重心をかける。ぐ〜んとボードが浮き上がったとき、上体を上げ、バランスを取りながらボードを下に向ける。
やった!スパッと乗れた。チラッと見ると、長男も次男も行ってんじゃん!
おっ我ながらうまく乗ったなと思った瞬間、本気になっちゃうんだよね、これが…いい年してね。
もうガキどもより少しでも長く格好よく乗る…そんな意地を張りながら、バァーと波とともに走ってきたわけよ…そして、浜に到着!
我ながらうまく乗れた!
と、そのとき…
ウエットスーツに身を包み、本格的な格好をしたおっさん、と言っても俺より若く見えたが
「うまい、うまい、すごいよ、どこかでやっているんですか?」と見ず知らずの俺に握手を求めてくるではないですか
僕も返事に困って、まさか「池でやっている」なんて冗談も言えずに、ただ「ハハハ…」などと、まぬけな返事をしていた。
するとそこへ波の途中で沈(チン)して、ボードを引っ張りながら浜から上がって来た息子2人が見ていたらしく
「だれ、あの人?」
「とうちゃんほめられていたね」…やりましたねぇ〜格好いいでしょう?
いや〜子どもにほめられるのって本当に気分がいい。
その年はもう1つうれしいことがあった。
やっぱり波に乗って遊んでいたが、そろそろ休憩と我がバラソルのある陣地まで戻ってきたとき、
2歳ぐらいかな?また人形のようにかわいい女の子が、俺のところに歩いてきて
「あたしね、かいがら集めたの」と話しかけてくれるではないですか。
女の子のいない俺としては、うれしかったね、めちゃくちゃかわいんだよ、その子、本当にかわいい子でね
「そう、いっぱいあったの」なんてその子に言ってたら、少し後ろの方でイスに座っていたその子のお母さんに、ニコッなんてされてしまった…そのお母さんがまたどえらい美人で、親子でおそろいのビキニ…おっと、ここらでやめておこう
まあまあ、我が家の1年に1回の夏のイベントはかのような行事であり、俺、ひとり健全ではないが、あとはいたって健全な夏を過ごしたわけであります。
息子二人が大学生と高校生となった今、ある意味、俺自身が楽しみにしていた夏のイベントは幕を閉じた。
また、いつか下田に行きたいと思っている。でも、行くならやっぱ…夏だよね。ククク
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