■はまった先はデジタルの園(その2)
朝方まで手作業で集めた1200枚のビューティーちゃんたちの画像を会社のパソコンにちらちらと一人ずつ「にっこり」していただく作戦は成功した。
「もう〜こんなの…いやらしい」なんて、心の広い人は怒らない、怒らない…ね。
さて、いっぱいとった画像をじっと眺めていて気がついた。
仕事の能率は上がるはずなんだけど…じっと眺めてしまった。能率どころではないのだ。
見ていると、どうにもならない美人が出ている。どうにもならない…理解できる?
「さすがアメリカ、いるところにはいるねえ〜」なんて見ていたが、実は美女たちの国籍なんかわからない。
外国というとアメリカぐらいしか思いつかない自分が悲しい…
そして、はっと気がついた…容量が異常に大きすぎる。普通の倍以上はある。それで、もう一度その容量の異常に多いものだけをじっと凝視していたよ。するとある法則が見つかった!
「しわ」がない…どこにも「しわ」がない。
関節を曲げたときに、内側は必ず小さなしわがあるはず…なのに「ない」
まさか??と思って、再び、容量の多いものから1枚ずつチェックをしていった。
あった、これもだ…こっちも「しわ」がない。
そして見つけた。頭の大きさと体のバランスが少しずれているものを1つ、2つと見つけた。首から上をじっと見てみると、すげかえた感じ…。写真合成か?と思ったが違った。
デ、デジタルだ。全部、にせ物だったんだ。
風景の光と顔に当たる光がほんの少しずれている。小さなところを見ていくと、なるほど…と納得した。
悲しかった。ゲームだ。今のプレステの画像なんか、本当にきれいに人間をつくり出す。あれだった…
突然、「怒り」が襲ってきた…
「ふざけやがって、俺は何のために朝の3時までかかって…」と、全く意味も何もない理由で怒りくるってしまった。
あげく、そのデジタル美人を削除しはじめてしまった。
「こんなもの…」
「にせものめ〜」
「だましながったな〜」と、誰がだれをだましたのかわけのわからないことをぶつぶつ言いながら、削除は続いた。そしてすべてのにせ物を削除して…悲しみながら仕事に入った。
能率は大幅に下がった。
そして、数時間が過ぎた。
ふと「にせもの…きれいだったよな〜」
突然、削除したデジタル美人たちをごみ箱から引っぱりだす作業を始めてしまった。なんと悲しい男の性だろう…理解できますよね!
そして、できの悪いデジタル美人だけ、「ごみ箱」に入っていただくことにした。デジタル美人の画像は、多少なら引き延ばしても劣化しない。かなり倍率を上げてみていっても、画面は美しいまま…ぼやけない。
「ほぅっ」とため息が出た。
今回はまだ、俺がにせ物と気がつく程度の画像だった。
よって、この事件は解決された。しかし、これから何年かたつと、いや、もうできているかもしれない…デジタル美人だと全く気づかずに眺めてしまう日は来るのだ。
パソコンでテレビ電話のようなことができるようになりつつある今、そのデジタル美人と話しているかもしれない。
少し「ぞっ」とした。
そして、デジタル美人がいるんだから、きっと「デジタルハンサム」もいるだろう?
探してみよう…どんな奴が出てくるのか
もし、見つけたら…彼女!あなたにひとり進呈しよう、要らない?
そしてデジタル美人鑑定人となったのだ。
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朝方まで手作業で集めた1200枚のビューティーちゃんたちの画像を会社のパソコンにちらちらと一人ずつ「にっこり」していただく作戦は成功した。
「もう〜こんなの…いやらしい」なんて、心の広い人は怒らない、怒らない…ね。
さて、いっぱいとった画像をじっと眺めていて気がついた。
仕事の能率は上がるはずなんだけど…じっと眺めてしまった。能率どころではないのだ。
見ていると、どうにもならない美人が出ている。どうにもならない…理解できる?
「さすがアメリカ、いるところにはいるねえ〜」なんて見ていたが、実は美女たちの国籍なんかわからない。
外国というとアメリカぐらいしか思いつかない自分が悲しい…
そして、はっと気がついた…容量が異常に大きすぎる。普通の倍以上はある。それで、もう一度その容量の異常に多いものだけをじっと凝視していたよ。するとある法則が見つかった!
「しわ」がない…どこにも「しわ」がない。
関節を曲げたときに、内側は必ず小さなしわがあるはず…なのに「ない」
まさか??と思って、再び、容量の多いものから1枚ずつチェックをしていった。
あった、これもだ…こっちも「しわ」がない。
そして見つけた。頭の大きさと体のバランスが少しずれているものを1つ、2つと見つけた。首から上をじっと見てみると、すげかえた感じ…。写真合成か?と思ったが違った。
デ、デジタルだ。全部、にせ物だったんだ。
風景の光と顔に当たる光がほんの少しずれている。小さなところを見ていくと、なるほど…と納得した。
悲しかった。ゲームだ。今のプレステの画像なんか、本当にきれいに人間をつくり出す。あれだった…
突然、「怒り」が襲ってきた…
「ふざけやがって、俺は何のために朝の3時までかかって…」と、全く意味も何もない理由で怒りくるってしまった。
あげく、そのデジタル美人を削除しはじめてしまった。
「こんなもの…」
「にせものめ〜」
「だましながったな〜」と、誰がだれをだましたのかわけのわからないことをぶつぶつ言いながら、削除は続いた。そしてすべてのにせ物を削除して…悲しみながら仕事に入った。
能率は大幅に下がった。
そして、数時間が過ぎた。
ふと「にせもの…きれいだったよな〜」
突然、削除したデジタル美人たちをごみ箱から引っぱりだす作業を始めてしまった。なんと悲しい男の性だろう…理解できますよね!
そして、できの悪いデジタル美人だけ、「ごみ箱」に入っていただくことにした。デジタル美人の画像は、多少なら引き延ばしても劣化しない。かなり倍率を上げてみていっても、画面は美しいまま…ぼやけない。
「ほぅっ」とため息が出た。
今回はまだ、俺がにせ物と気がつく程度の画像だった。
よって、この事件は解決された。しかし、これから何年かたつと、いや、もうできているかもしれない…デジタル美人だと全く気づかずに眺めてしまう日は来るのだ。
パソコンでテレビ電話のようなことができるようになりつつある今、そのデジタル美人と話しているかもしれない。
少し「ぞっ」とした。
そして、デジタル美人がいるんだから、きっと「デジタルハンサム」もいるだろう?
探してみよう…どんな奴が出てくるのか
もし、見つけたら…彼女!あなたにひとり進呈しよう、要らない?
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