■第19話 Aチーム始動
ゲンこと、次男が6年生になり、ついにAチームのキャプテンとなった。
つまり、俺はAチームのキャプテンの親となったわけだ。
このころになると、もう長男の少年サッカーの時代も入れると6年目の活動ということになり、かなり古株の1人になっていた。
そして、その長い少年サッカー活動の最後の締めくくりの年ということになる。
さて、このチームも結構な人数がいたのだが、最後まで残れる子供や親はそんなに多くはない。親の都合で転勤あり、いじめられてやめた子供あり、勢力争いで負けた親しかり、つまり最後まで残った親子…結構強者ということになる。
中古で買ったワゴンには、キャンプ用のテーブル2本、キャンプ用長椅子2本、1人掛け椅子2本、パラソル2本、陣地用テント2本、地面に敷くシート2枚、タオル数十本、救急箱1個、選手用水筒収納ケース1個、補修用針金、ロープ、ひも類、ハンマー、その他もろもろ…。まあ、よく貯まったものだ。これは全部個人出費なのだ。上のチームから引き継がれるものだとばかり思っていたが、そうではなかった。
(テント屋さんの紹介)!

早速やらなければならないことが起こった。親睦会だ。まあ、もう何年もつき合っている人たちと改めて…とも思ったが、そこはそれ新チーム結成の意気込みというか、なんというか、そんな感じでやれと言われて、その気になった。
親睦会には、チームの監督・コーチを初め全員の親子が参加してくれた。そして窓際に監督・コーチがいつものように陣取り、その横には本来は俺が座るべきなのだが…やめた。
俺はくっつけられた長い長いテーブルのど真ん中に陣取ることに始めから決めていた。監督・コーチと距離を置きたかったことが1つ、そして全員の話を聞きたかったことがその理由だ。
恒例で俺が、司会を行い、監督・コーチのあいさつの後、乾杯! そして俺も柄にもなく、全員の親に酒をつぎに回った。酒も入り、会は和やかに進んだ。みんな笑っていた。おやじたちもお母さんたちも、いろんな話をしていた。
思い思いに席を立ち、気の合う人たちが一緒に飲み出していた。俺の横の席も空いていた。そこに副キャプテンのおやじが来た。
「ハシモトさん、今後のことを話し合った方がいいですよね」と、この人、俺より10は年上の人で、結構会社の偉いさん。しかし、あいさつがめちゃくちゃ下手くそなことで有名な人。
「そうですね」と、俺には珍しく、その気になって、副キャプテンの親と話し合いをする段取りまで決めてしまった。
会の最後の締めのあいさつをして、思ったより和やかな雰囲気で会は終わった。監督もコーチも上機嫌だった。
最初の仕事は成功したようだった。
<少年サッカー編>
続きを読みたい方・おもしろかったと思っていただいた方は、
下のバナーをクリックしてください。
ゲンこと、次男が6年生になり、ついにAチームのキャプテンとなった。
つまり、俺はAチームのキャプテンの親となったわけだ。
このころになると、もう長男の少年サッカーの時代も入れると6年目の活動ということになり、かなり古株の1人になっていた。
そして、その長い少年サッカー活動の最後の締めくくりの年ということになる。
さて、このチームも結構な人数がいたのだが、最後まで残れる子供や親はそんなに多くはない。親の都合で転勤あり、いじめられてやめた子供あり、勢力争いで負けた親しかり、つまり最後まで残った親子…結構強者ということになる。
中古で買ったワゴンには、キャンプ用のテーブル2本、キャンプ用長椅子2本、1人掛け椅子2本、パラソル2本、陣地用テント2本、地面に敷くシート2枚、タオル数十本、救急箱1個、選手用水筒収納ケース1個、補修用針金、ロープ、ひも類、ハンマー、その他もろもろ…。まあ、よく貯まったものだ。これは全部個人出費なのだ。上のチームから引き継がれるものだとばかり思っていたが、そうではなかった。
(テント屋さんの紹介)!
早速やらなければならないことが起こった。親睦会だ。まあ、もう何年もつき合っている人たちと改めて…とも思ったが、そこはそれ新チーム結成の意気込みというか、なんというか、そんな感じでやれと言われて、その気になった。
親睦会には、チームの監督・コーチを初め全員の親子が参加してくれた。そして窓際に監督・コーチがいつものように陣取り、その横には本来は俺が座るべきなのだが…やめた。
俺はくっつけられた長い長いテーブルのど真ん中に陣取ることに始めから決めていた。監督・コーチと距離を置きたかったことが1つ、そして全員の話を聞きたかったことがその理由だ。
恒例で俺が、司会を行い、監督・コーチのあいさつの後、乾杯! そして俺も柄にもなく、全員の親に酒をつぎに回った。酒も入り、会は和やかに進んだ。みんな笑っていた。おやじたちもお母さんたちも、いろんな話をしていた。
思い思いに席を立ち、気の合う人たちが一緒に飲み出していた。俺の横の席も空いていた。そこに副キャプテンのおやじが来た。
「ハシモトさん、今後のことを話し合った方がいいですよね」と、この人、俺より10は年上の人で、結構会社の偉いさん。しかし、あいさつがめちゃくちゃ下手くそなことで有名な人。
「そうですね」と、俺には珍しく、その気になって、副キャプテンの親と話し合いをする段取りまで決めてしまった。
会の最後の締めのあいさつをして、思ったより和やかな雰囲気で会は終わった。監督もコーチも上機嫌だった。
最初の仕事は成功したようだった。
<少年サッカー編>
下のバナーをクリックしてください。








